◆作品貫く原風景を探り問いつづける書境界や無縁の場を一貫して論じつづけてきた赤坂憲雄は、すでに『ナウシカ考 風の谷の黙示録』(岩波書店)で『風の谷のナウシカ』をひとつの思想として深く読み解いてみせたが タワマン乱造で売れ残ればゴーストタウン(鬼城)。 そんなイメージをよそに躍進を続けるのが中国建築界だ。 その最新動向を紹介する。
著者は2010年代に清華大学建築学院に留学し、肌感覚の中国事情に通じている。 ◆読んで驚愕、衝撃、納得、興奮がやってくる言葉による圧倒的な力業を堪能できる。 物語がどこに向かうのかわからないスリル、知識という土台から繰り出される、強引なのに美しいロジック――。 まるで『不思議の国の