〈自分も他も同じように、私の中を通っていく、自分なんか誰かに分けようと思って持つわけでもない。 風みたいに、それ自体では見えへん、中に沈んでる考えだけが自分なんか。 〉 本作を読み終え冒頭の文章に返っ 十代のころ、毎日毎晩とりとめもなく書いていた。 ノートに鉛筆で、縦横とわず書きつづったのは、その日に見た映画の感想だったり、世の科学への不平だったり、記号のみによる備忘録だったりした。 自分の小ささに消
なぜ久保建英は世界で活躍できる選手になったのか。 その原点を知る一人が、中西哲生氏だ。 初めて会ったのは久保が小学5年生のとき。 当時から高い技術を備えていたが、中西氏が「レベルが違う」と感じたのは、サッカ